ラスベガス銃乱射 和解金855億円で合意
2年前、アメリカ・ラスベガスで起きた銃乱射事件で、容疑者の男がいたホテル側が、遺族らに計最大8億ドル、約855億円の和解金を支払うことで合意したことが3日、明らかになった。
今月1日で発生から丸2年となったラスベガスの事件では、男がホテルの部屋から屋外のコンサート会場に向けて銃を乱射し、58人が死亡、数百人がケガをした。
アメリカのメディアによると、ホテルを所有する「MGMリゾーツ・インターナショナル」が計最大8億ドル、日本円で855億円の和解金を支払うことで遺族らと合意したという。
男は多くの銃器を部屋に持ち込んでいて、遺族らは、ホテル側が安全管理を怠ったなどと訴えていた。
被害者側の弁護士は、「この和解は、数千の被害者とその家族に妥当な補償を与えるだろう」とコメントしている。