サル増えすぎた“サルの街”…迷惑だけど大事なワケとは タイ
歩道にもサル。建物の上にもサル。
ロッブリーはタイで有名な「サルの街」です。
人よりもサルの数が多く見られました。
しかし…
記者
「こちらのビルですが、サルがすみついて占拠しているようにも見えます」
別の建物にはサルが家の中に入らないように柵などをつけていました。
住民
「休みだけどサルを追い払っている」
サルの数が増えすぎてしまったため、衛生面の問題が課題になっていますが、観光誘致に一役買っているサル。この街にとってサルは大切な存在です。
そのサルに年に1度、感謝を伝えるイベントが。
それは…
記者
「サルがエサに殺到しています」
毎年11月に開催する「モンキー・ビュッフェ」は、今年で35回目の開催です。
エサを求めて“一心不乱”に群がるサル。それもそのはず、用意されたのは、マンゴーやスイカなどカットされた色鮮やかなフルーツや野菜の数々。総額約30万バーツ、日本円で約125万円をエサ代として使ったといいます。
主催者
「(イベント会場周辺の)3か所で4000頭います」
中国からの観光客
「こんなにたくさんのサルを目の前で見たのは、生まれて初めて」