猛暑が続く中国“電力不足”上海の観光名所でライトアップ中止
猛暑が続く中国では電力不足が深刻となっていて、節電のために上海の観光名所のライトアップが中止される事態となっています。
上海の観光名所は普段、高層ビルや歴史的な建築物など街全体が華やかにライトアップされますが、22日と23日の2日間は節電のためにライトアップが中止となりました。
観光客「残念です。でも(政府が)決めたので仕方ない」「市民の電力供給に影響があるならライトアップはやめた方がいい」
中国各地では最高気温が40度近い猛暑が続き、水力発電に必要な水も不足して深刻な電力不足となっています。そのため四川省では今月15日から工場が操業停止に追い込まれています。
こうした中、四川省の発電所から電力供給を受けている上海が派手なライトアップを続けていることに批判が高まっていました。