米運輸当局、テスラ車36万台余りをリコール マスク氏「時代錯誤で完全な間違いだ」
アメリカの運輸当局は16日、電気自動車大手テスラの運転支援システムに事故のリスクが見つかったとして36万台余りをリコールすると発表しました。
アメリカ運輸省の道路交通安全局によりますと、リコールの対象はテスラのセダンとSUV4車種、36万台余りです。
いずれもアメリカで販売され「フルセルフドライビングベータ」という運転支援システムが搭載されたものだということです。
一時停止の交差点で完全に停止せず進入したり、右折や左折専用の車線で交差点を直進したりするなど、事故のリスクがあるということです。
テスラはこの指摘を認め、インターネット経由でソフトウエアを更新するとしていて、イーロン・マスクCEOは「無線によるソフトウエア更新に“リコール”という言葉は時代錯誤で完全な間違いだ」と投稿しています。