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ウエステルダム号 体調不良20人全員陰性

2020年2月14日 1:51

日本などが入国を拒否したクルーズ船「ウエステルダム号」は13日にカンボジアに到着した。早ければ、14日朝にも乗客の下船が始まる見通し。

今月1日に香港を出港したウエステルダム号は、日本やタイなどから入国を拒否された後、カンボジアが受け入れを表明、13日にシアヌークビルの港に到着した。

ウエステルダム号には、日本人5人を含む乗客乗員2200人あまりが乗っている。このうち20人が体調不良を訴えたため、検体を採取しウイルス検査を行った。保健省によると、検査の結果、全員陰性と判明したという。

また、カンボジアの日本大使館は、「日本人の健康に問題はない」と話している。

地元当局は、早ければ14日朝にも乗客の下船が始まる見通しを示した。

乗客らはその後、チャーター機で首都プノンペンの空港に移動し、帰国の途につくとみられる。