露軍に派遣の“北朝鮮兵士を分析” 韓国が軍要員の派遣検討
ロシアとウクライナとの戦闘に北朝鮮軍が兵士を派遣したとみられることを受け、韓国政府がその戦力を監視・分析する要員の派遣を検討していることが分かりました。
韓国政府は、ロシアとウクライナの戦闘をめぐり、北朝鮮が特殊部隊の兵士など1万2000人あまりを派遣すると分析しています。
こうした中、韓国の聯合ニュースは22日、韓国政府が派遣された北朝鮮の部隊を監視・分析する要員をウクライナに派遣することを検討しているとする政府関係者の話を伝えました。
派遣されるのは、戦術を研究する軍人などで編成された軍の要員で、捕虜になった北朝鮮兵士を尋問する担当者も含まれる可能性があるということです。韓国政府としては、要員派遣を通じて南北有事に備えた研究に役立てる狙いもありそうです。