江沢民元国家主席の追悼大会 習近平氏など最高指導部メンバーら出席 中国・北京で
先週、白血病などで死去した中国の江沢民元国家主席の追悼大会が6日、北京で行われました。
追悼大会は日本時間の午前11時から人民大会堂で始まり、習近平国家主席など最高指導部のメンバーらが出席しました。
会場では3分間の黙とうがささげられたあと、習主席が追悼演説を行い、江沢民氏を「卓越した指導者」として功績をたたえました。
追悼大会の様子は国営テレビなどで中継され、国民に対し、3分間の黙とうのほか、防空警報や車のクラクションなどを鳴らして弔意を示すよう呼びかけられました。
中国ではきょう1日、公共の娯楽活動が全てとりやめとなり、「ユニバーサル・スタジオ・北京」も休園を決めるなど各地が追悼ムードに包まれています。
一方、北京では「ゼロコロナ政策」に対する大規模な抗議デモが起きたばかりで、中国当局は追悼大会をきっかけに人が集まり再び抗議活動に発展しないよう警戒を強めているものとみられます。