イギリス・ロンドンを代表する観光名所の一つ、大英博物館で所蔵品が紛失したり、盗まれたりしていたことがわかり、関与したとみられる職員が解雇され、警察が捜査を始めました。

これは大英博物館が16日に発表したもので、紛失や盗難、破損などが発覚したのは展示品ではなく学術や研究目的で倉庫に保管されていた金の宝飾品、宝石、ガラスなど比較的小さなものだったということです。

地元メディアによりますと、長期間にわたって館内から持ち出されていたことがわかっていて、警察が捜査を始めました。

大英博物館は関与したとみられる職員を解雇し、館内の警備を強化したということです。また持ち去られた所蔵品の回収を急ぐことにしています。