集団感染相次ぐ…韓国が再び制限強化へ
韓国ではソウル近郊で集団感染が相次ぎ、新たな感染者が58人増えました。これを受け、29日夕方以降、再び制限が強化されます。
韓国の保健当局によりますと、ソウル近郊の物流センターを中心とする集団感染が続いています。この物流センターに関連する感染者は累計で96人にのぼり、国内全体の1日の新たな感染者も58人増えました。
これを受け、韓国政府はソウルを含む首都圏について、29日午後6時から来月14日まで、外出の自粛や在宅勤務を呼びかけるほか、公共の博物館を閉鎖するなど、再び制限を強化します。
通勤客「家にいるだけだとすごくつらいが、公共施設の閉鎖は仕方なく、正しい判断だと思う」
丁世均首相は「まさかと思う油断が、首都圏の市民の安全を脅かしている」と危機感を示し、防疫対策の徹底を呼びかけました。