民間の有人宇宙船で初 ISSとドッキング
アメリカの民間企業スペースXが開発した宇宙船が、有人としては初めてISS(国際宇宙ステーション)とのドッキングに成功しました。
スペースXの新型宇宙船「クルードラゴン」は、日本時間の5月31日午後11時すぎ、国際宇宙ステーションとのドッキングに成功しました。今回は宇宙飛行士2人を乗せた最終試験で、人を乗せた状態でのドッキングは初めてです。
その後、ハッチが開かれ、宇宙飛行士が国際宇宙ステーションに乗り込みました。
ダグラス・ハーリー飛行士「アメリカが有人飛行に復帰したことは素晴らしい。壮大な機体に搭乗できたことを本当に喜んでいる」
クルードラゴンは、すべての試験に成功すれば、8月30日にも正式任務として打ち上げられ、その第1号には日本人の野口聡一さんが搭乗する予定です。