米本土9年ぶり 民間の有人宇宙船打ち上げ
アメリカの民間企業「スペースX」が開発した有人宇宙船が、宇宙飛行士2人を乗せて打ち上げられました。アメリカ本土からの有人飛行は9年ぶりです。
民間企業「スペースX」が開発した新型の有人宇宙船「クルードラゴン」は、日本時間の31日午前4時すぎ、2人の宇宙飛行士を乗せてアメリカ・フロリダ州にあるケネディ宇宙センターから打ち上げられました。アメリカ本土から宇宙飛行士が打ち上げられるのは、スペースシャトルが退役した2011年以降、9年ぶりです。
今回がこの新型宇宙船の最終飛行テストで、宇宙飛行士をISS(=国際宇宙ステーション)まで運び、地球に無事帰還することが求められていて、現在のところ、順調に飛行を続けています。
成功すれば、年内にも正式任務として打ち上げられる予定で、その初号機に日本人の野口聡一宇宙飛行士が搭乗する予定です。