スイス・インターナショナル・エアラインズ 緊急着陸の便に搭乗の客室乗務員が死亡
スイス・インターナショナル・エアラインズは、エンジントラブルが発生し、12月23日に緊急着陸した便について、搭乗していた客室乗務員が30日、死亡したと発表しました。
スイス・インターナショナル・エアラインズによりますと、ルーマニアの首都ブカレストからスイスのチューリヒに向かって運航中の旅客機で23日、エンジントラブルが発生し、コックピットと客室に煙が出ました。
機体には乗客と乗員あわせて79人が乗っており、オーストリアのグラーツに緊急着陸。乗客12人と乗員5人が治療を受けていましたが、30日、客室乗務員1人が死亡したということです。
機体はエアバスA220-300型機で、これまでの調査でエンジンの1つに技術的な問題があることが指摘されていますが、原因は特定されていません。
ただ、他の機体では安全性に問題が見つかっていないため、運航を継続しています。
スイス・インターナショナル・エアラインズは、哀悼の意を表するとともに、「関係各局とともに、原因究明に全力を尽くします」とコメントしています。
最終更新日:2024年12月31日 21:29