韓国が4回目の新型コロナワクチン接種対象を50歳以上に拡大へ 感染者急増で
韓国政府は新型コロナウイルスの感染者の急増を受け、4回目のワクチン接種の対象をこれまでの60歳以上から50歳以上に拡大すると発表しました。
12日、韓国の1日の新規感染者は約2か月ぶりに4万人を超えました。
オミクロン株の変異系統BA.5が大きな要因で、保健当局は8月中旬から9月末には最大20万人まで増加する可能性があると予測しています。
こうした状況を受け、韓国政府は13日、これまで60歳以上などを対象としていた4回目のワクチン接種を50歳以上や基礎疾患のある18歳以上に拡大すると発表しました。
飲食店の営業制限などは現時点では実施しませんが、「感染状況に重大な変化が生じる場合は選択的・段階的に検討する」として、警戒を強めています。