ルーブル美術館、約4か月ぶり営業再開 仏
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて閉鎖されていたフランスのルーブル美術館が、6日、およそ4か月ぶりに営業を再開しました。
ルーブル美術館は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、3月から閉鎖されていましたが、フランス政府の規制緩和に伴い、およそ4か月ぶりに営業を再開しました。
来場者「いまは外国人観光客が少ないので、作品をゆっくりと鑑賞できます」
来場者「先週末に観光でフランスに来ました。とても静かに作品を楽しめます」
再開にあたっては、入場を事前予約制にして、一日の来場者数を通常の3分の1に抑えたほか、11歳以上の来場者にマスク着用を義務づけるなどの対策が講じられています。
ルーブル美術館・マルチネス館長「いまフランスは観光旅行のチャンスです。午後の遅い時間帯には『モナ・リザ』を1人で鑑賞できるかもしれませんよ」
パリでは、エッフェル塔や凱旋門、ルーブル美術館の営業が再開され、夏の観光シーズンを迎えますが、日本はEU(=ヨーロッパ連合)の全域に渡航中止勧告を出していて、当面、日本からの観光旅行は難しい状況です。