フランス“公共の屋内”マスク着用義務化へ
フランスのマクロン大統領は新型コロナウイルス感染予防策として新たに、店舗など屋内の公共の場所でのマスク着用を近く義務化すると表明しました。
マクロン大統領「向こう数週間以内に公共の場でのマスク着用を義務化したい」
マクロン大統領は14日、テレビ番組のインタビューでこう述べた上で、店舗など屋内の公共の場でのマスク着用を8月にも完全に義務化したい考えを示しました。
フランスでは、新型コロナウイルス対策の規制が緩和され、レストランやカフェなどが営業を再開しています。多くの店舗では、入店の際にマスク着用を求めているものの応じない客も多く見られるということです。
マクロン氏は、感染再拡大への備えが必要とした上で、「外出時はできるだけマスクを着用することを勧める」と国民に呼びかけました。
フランスでは現在、公共交通機関の利用時にマスク着用が義務づけられていて、違反者には罰金が科せられます。