仲邑菫さん15歳に…「強くなれるのはあと5年」ソウルで会見 韓国デビュー戦は粘るも…結果は
3月から韓国棋院に移籍した囲碁の仲邑菫三段が、4日にソウルで会見し抱負を語りました。2日に15歳になった仲邑菫三段は、3日に早速、初めての対局に臨み、九段の強豪を相手に粘りを見せましたが、敗れました。
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2日、15歳の誕生日を迎えた囲碁の仲邑菫三段。3月から韓国棋院に移籍していて、4日にソウルで会見を行いました。
仲邑菫三段(15)
「一局打ったことによって、これから韓国のプロとしてやっていくっていうのを実感しました」
2019年、日本で10歳の時にプロ入りすると、史上最年少の13歳11か月でタイトルを獲得するなど輝かしい成績を残した仲邑三段。
しかし、3日の韓国デビュー戦では、九段の強豪を相手に粘りを見せたものの、敗れてしまったのです。
仲邑菫三段(15)
「やっぱり韓国は全体的にレベルが高いですし、強い先生たちが多いと思うので、これから学んでいきたい」
さらに、次のような発言もありました。
仲邑菫三段(15)
「強くなれるのはあと5年くらいかなと思っているので、1日1日を大切にして、これまで以上に努力したい」
5年後といえば、仲邑三段が20歳を迎えるころ。囲碁の強豪国、韓国でどんな成長を見せてくれるのか。今後の活躍に注目です。