バイデン大統領 「習主席は独裁者」…中国猛反発
アメリカのバイデン大統領が選挙イベントでの演説中、中国の習近平国家主席を「独裁者」と表現したことについて、中国政府は猛反発しています。
バイデン大統領は20日、中国の偵察気球をめぐり今年2月に撃墜した際、習主席が気球の位置を知らされておらず激怒したと述べたうえで、「何が起きたか把握できていないというのは独裁者にとっては非常に恥ずかしいことだ」と述べました。
バイデン大統領が、習主席を独裁者と呼んだことについて中国側は猛反発しています。
中国外務省の報道官「極めてでたらめで無責任だ。基本的な事実関係や外交儀礼に著しく違反するものだ」
中国外務省の報道官はまた、「公然とした政治的挑発だ」としたうえで、強い不満を表明するとしています。