ゼロコロナ政策への抗議活動、香港にも拡大「改革が必要」学生らが中国政府を批判
中国では厳しい移動制限を伴うゼロコロナ政策への反発から各地で抗議活動が行われていますが、その動きが香港にも拡大しています。
香港メディアによりますと、28日夜、香港中文大学で100人余りの学生が抗議の意思を示す白い紙を掲げて集まりました。学生らは「PCR検査は要らない」「改革が必要だ」などと中国政府を批判しています。
また、香港の繁華街ではゼロコロナ政策に抗議する人々が集まりましたが、香港警察が、コロナ対策を理由に集会を解散させたということです。
一方、浙江省杭州市とみられる映像には、抗議活動を警戒して繁華街を多数の警察官が巡回していて、拘束される人の様子も確認できます。
また、上海では、SNSで抗議活動が呼びかけられた場所に当局が事前に多数の警察車両を配備し、徹底的に封じ込める動きを見せています。