ブラジルの世界最大級の湿地帯 干ばつなどによる火災広がる 2020年以来最悪の被害
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ブラジルにある世界最大級の湿地帯で干ばつなどによる火災が広がり2020年以来、最悪の被害がでているということです。
ブラジル中西部にひろがる湿地帯パンタナルでは干ばつなどの影響で火災が拡大しています。ブラジル国立宇宙研究所によりますと、今年半年の火災の発生件数は去年の同時期にくらべ10倍にのぼっているということです。
ロイター通信などによりますと、これまでの火災でパンタナル全域のおよそ16パーセントが焼失し記録的な被害がでた2020年以来、最悪の状況だということです。
パンタナルには多くの野生動物が生息していて、ジャガーやバクなどへの影響も懸念されています。