台湾総統選 2大野党が候補者一本化で合意 世論調査で先行の与党候補に対抗
来年1月に台湾総統選挙が行われるのを前に、野党の国民党と民衆党は、世論調査で先行する与党候補に対抗するため、候補者を一本化することで合意しました。
台湾の総統選挙に最大野党・国民党から立候補する侯友宜氏と、第3党の民衆党から立候補する柯文哲氏の協議は、馬英九前総統が立ち会う形で15日に行われました。
総統選挙の最新の世論調査で、与党・民進党から立候補する頼清徳副総統がリードし、国民党の侯氏と民衆党の柯氏が追いかける情勢となっています。
そのため協議では、候補者を一本化できれば政権交代の可能性があるとして、侯氏と柯氏で総統と副総統を分担することで合意しました。今後、世論調査などをもとに、どちらを総統候補とするかを決定するということです。
総統選挙の候補者届け出は今月20日からで、その前の18日に結果を発表するとしています。