ロシア軍による攻撃対象“黒海の民間船舶にも拡大”懸念高まる
ロシアによるウクライナの穀物倉庫などへの攻撃が相次ぐ中、攻撃の対象が黒海を航行する民間の船舶にも拡大する懸念が高まっています。
イギリス・ウッドワード国連大使「我々の情報によると、ロシア軍は攻撃の対象をウクライナの穀物施設から、黒海の民間船舶に拡大させる可能性がある」
イギリスのウッドワード国連大使は25日、記者団に対し懸念を示した上で、すでにこの情報はスナク首相からウクライナのゼレンスキー大統領に電話会談で伝えられたと明らかにしました。また、ロシアがウクライナの港付近に追加の機雷を敷設したとの情報も得ているとしています。
こうした状況を受け、国連の安全保障理事会は26日に緊急会合を開き、対応を協議する予定です。