ゼレンスキー大統領とギリシャ首相のすぐ近く…露軍の攻撃で爆発 ウクライナ南部のオデーサ
ウクライナ南部のオデーサで6日、訪問中のゼレンスキー大統領とギリシャ首相のすぐ近くで、ロシア軍の攻撃による爆発がありました。
ウクライナメディアによりますと、ゼレンスキー大統領は6日、ギリシャの首相との共同記者会見でオデーサを訪問中、すぐ近くにロシア軍の攻撃を受けたと明らかにしました。自らも爆発音を聞き「死傷者が出た」としています。
ウクライナメディアなどは、攻撃は首脳会談の直前で、爆発はギリシャの代表団から150メートルほどの場所だったと報じています。ギリシャのミツォタキス首相も「すぐ近くで爆発音が聞こえた。避難場所に行く時間はなかった」と話したということです。
この攻撃について、ロシア国防省は6日午前、「オデーサの工業港湾地区にある格納庫を精密ミサイルで攻撃した」と発表しました。
ゼレンスキー大統領は当時、復興支援のための視察に訪れたミツォタキス首相を案内していたということです。