米司法省、中国人ハッカー5人を起訴
アメリカ司法省は16日、日本やアメリカを含む100を超える外国企業などを狙ったハッキングを行ったとして、中国人ハッカー5人を起訴したと発表しました。
司法省などによりますと、起訴された中国人の男5人は、日本やアメリカなどの100を超える企業や大学にハッキングを行い、情報を盗んでいました。被害を受けたのは企業などのほか、外国政府や、香港の民主主義活動家も含まれているということです。
司法省はこの5人が現在も中国にいて、身柄を拘束できていないと明かし、中国政府の対応を批判しました。
アメリカ・ローゼン司法副長官「世界を標的にしたサイバー犯罪者をかくまうのは、責任ある国家がすることではない」
また、この中国人ハッカーと共謀して、オンラインゲーム会社からデジタル通貨を盗んで転売し、利益を得ていたとして、マレーシア人のビジネスマン2人も起訴されました。