ブラジル大統領 火災対応への批判に反論
ブラジルのボルソナロ大統領は、22日、アマゾンなどで起きている大規模火災への対応が批判されていることについて、「我々は誤った情報の被害者だ」などと反論しました。
ブラジルでは、アマゾンの熱帯雨林やパンタナールと呼ばれる湿地帯で、大規模な火災が起きています。違法な森林伐採などが影響しているとされ、政府の環境対策が不十分との批判が出ています。
これに対して、ボルソナロ大統領は、22日、国連総会のビデオ演説で、森林保護に取り組んでいるとした上で「我々は政府に危害を加えようとする団体などによる誤った情報の被害者だ」などと反論しました。
一方、新型コロナウイルスについては、感染対策に加え貧困層への給付金の支給など「経済対策を後回しにしなかった」などと強調しました。