中国の新駐米大使 関係改善呼びかけ “深刻な困難と課題に直面”も協力強化に意欲
中国の新たな駐米大使となる謝鋒外務次官が23日、アメリカに到着し、米中関係の改善を呼びかけました。
中国の新駐米大使・謝鋒外務次官「アメリカが中国と共に、対話を増やし違いを管理し協力を拡大することで、両国関係が正しい軌道に戻ることを望んでいる」
23日、ニューヨークの空港に到着した謝氏は、「現在の中米関係は深刻な困難と課題に直面している」としつつも、大使として、アメリカとの協力強化に意欲を示しました。
アメリカ国務省の報道官も23日の会見で、「到着を歓迎する」「責任を持って米中の競争を管理するため、引き続き対話を維持していく」と応じています。
こうした中、アメリカメディアは、レモンド商務長官らが今週末にアメリカで行われる国際会議に合わせて、中国の商務相と会談する見通しだと報じています。