マイナ保険証「誤登録」7月末までに点検を 厚労省が健保組合に要請
マイナンバーカードを健康保険証として利用できる「マイナンバー保険証」が、別人の情報に紐付けられる誤登録が相次いでいる問題を受け、厚生労働省は7月末までに、全国の健保組合に登録の点検を行うよう求めました。
加藤厚労相は全国3400の健康保険組合に対して、これまで誤った入力方法でマイナンバー保険証の登録作業を行っていなかったか点検し、データに誤りがないかを確認して7月末までに報告を求めると明らかにしました。
マイナンバー保険証をめぐっては、健保組合の入力ミスなどによる誤登録が全国で相次ぎ、去年11月までに7312件確認されています。
厚労省は、今後すべての登録データを住民基本台帳の情報と一致するか確認を行い、異なるマイナンバーが登録されている疑いがある場合は本人に確認する方針です。