露ベルゴロド州知事「ウクライナ軍が侵入し、露軍などが応戦」ウクライナ側は否定
ウクライナと国境を接するロシア・ベルゴロド州の知事は22日、州内に侵入したウクライナ軍による砲撃で8人がケガをしたと主張しました。ウクライナ側は関与を否定しています。
ベルゴロド州のグラドコフ知事は22日、ウクライナ軍の破壊工作グループが国境を越えて侵入し、ロシア軍などが応戦したとSNSに投稿しました。また、グロトボ村が砲撃を受け、幼稚園で火災が発生したほか、8人がケガをしたとしています。
ロシアのペスコフ大統領報道官も、「ウクライナの破壊工作員がベルゴロド州を突破しようとした」とプーチン大統領に報告したとしています。
一方、ウクライナで活動するロシア人の反政府武装組織「ロシア自由軍団」が声明を出し、「我々は襲撃を開始した。ロシアは自由になる」などと主張しました。
ウクライナのポドリャク大統領府顧問は、「出来事を興味深く見守る。地下ゲリラ集団はロシア人で構成されている」として関与を否定しています。