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パリ五輪開会式が行われるセーヌ川周辺でテロ対策 大規模規制に“不満の声”

2024年7月18日 22:59
パリ五輪開会式が行われるセーヌ川周辺でテロ対策 大規模規制に“不満の声”

パリオリンピック開幕まで8日。開会式が行われるセーヌ川周辺でテロ対策のため、大規模な交通規制が始まりました。

パリオリンピックの開会式はセーヌ川で開催され、6キロにわたる水上パレードが行われます。警察はテロ対策のため、18日からセーヌ川周辺の広い範囲で、一般車両の通行止めを開始しました。

シャンゼリゼ通りでは、道路にフェンスが設けられています。警察官も立ち検問を行っていて、一般車両は中に入ることはできません。

車両は、このエリアの住民やタクシーなどを除き入ることは出来ません。また、会場により近く、さらに厳しく警戒されているSILTと呼ばれるゾーンでは、歩行者や自転車も二次元コードがなければ、中に入ることはできません。

通行人
「(ここから)1キロほどのところで働いているが、自転車に乗っているのに通行させてくれない。少なくとも15日前には(二次元コードの)申請したのにまだ返信がない」

働く人や観光客からは、警察の許可が追いついていないという不満の声が多く聞かれました。このゾーンでは住民の車の出入りも禁じられていて、厳戒態勢となっています。