ＷＨＯ（＝世界保健機関）のテドロス事務局長が新型コロナウイルスの感染者と接触していたとして、数日間、自主隔離の措置をとることになりました。

ＷＨＯのテドロス事務局長は１日、自身のツイッターで、新型ウイルスの検査で陽性が確認された人と接触したことが判明したと明らかにしました。テドロス氏に症状はありませんが、ＷＨＯの規定により今後数日間、自主隔離の措置をとるということです。

テドロス氏はＷＨＯで、新型ウイルスの感染対策の陣頭指揮をとる立場で、自主隔離中も在宅で職務を続けるということです。テドロス氏は「今後も関係機関と連携し、人命救助や、弱い立場の人々の保護に取り組みます」とコメントしています。