×

露宇宙開発企業「2028年までISS運用延長」提案を政府に提出

2023年4月11日 0:02
露宇宙開発企業「2028年までISS運用延長」提案を政府に提出

ロシアの国営宇宙開発企業「ロスコスモス」は、日本や欧米各国と共同運用するISS(=国際宇宙ステーション)をめぐり、2028年まで運用を延長するとの提案をロシア政府に提出しました。

ISSの運用をめぐっては、ロシアと日本、欧米各国が2024年までの共同運用で合意していますが、NASA(=アメリカ航空宇宙局)などは期限の延長を求めていました。

しかし、ロスコスモスのボリソフ社長は去年7月、ウクライナ侵攻をめぐるアメリカとの対立などから、プーチン大統領に対し「2024年以降は計画から離脱する」などと報告していました。

こうした中、ロスコスモスは、10日までに「ISSの運用を2028年まで延長するための提案を政府に提出した」と発表し、「宇宙は政治を超えたもので、NASAとの協力関係を拡大する用意がある」として、ISSへの参加を継続する姿勢を示しました。

費用などの面からロシア単独での宇宙ステーションの開発は難しいと判断し、方針を転換したものとみられます。

ロスコスモスとNASAは去年7月、互いの宇宙飛行士を互いの宇宙船でISSに送る協定にも署名していました。


※写真:ロスコスモス「ISS(国際宇宙ステーション)のロシア人宇宙飛行士」

一緒に見られているニュース

1:29

石破首相「日本創生解散」と名付ける

日テレNEWS NNN

10月9日 22:40

2:07

衆議院解散 各党の反応は

日テレNEWS NNN

10月9日 22:45

0:48

社民党、衆院選に向けたマニフェスト発表 “消費税3年間ゼロ”など訴え

日テレNEWS NNN

10月9日 22:31

ウクライナ軍、ロシア西部の武器庫へ無人機攻撃

日テレNEWS NNN

10月9日 23:11