ネパール当局は28日、大雨により各地で洪水や土砂崩れが発生し、これまでに66人が死亡、69人が行方不明になっていると発表しました。

ロイター通信によりますと、ネパールの首都カトマンズの一部地域では、1日で300ミリを超える大雨が降り、救助隊が洪水で住宅の屋根に取り残された人らを救助しました。

各地で洪水や土砂崩れが発生していて、これまでに少なくとも66人が死亡、69人が行方不明になっているということです。

およそ30か所の幹線道路が寸断されたほか、カトマンズの空港では、国際線は運航しているものの、国内線の多くが欠航しています。

ネパールでは毎年、雨期になると洪水や土砂崩れが発生し、数百人が死亡しているということです。