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コロナ対策“昼酒禁止”飲食店反発も 韓国

2021年1月5日 15:42

新型コロナウイルスの流行で、韓国では夜間の店内飲食を禁止したところ、朝から酒を提供する店が出たため、一部の自治体は“昼酒”を禁止する命令を出しました。

韓国南部の順天では、4日から市内の飲食店で、午前5時から午後4時までの間、酒の提供が禁止されました。新型ウイルス対策で午後9時以降の店内飲食が禁止される中、規制をかいくぐって明け方から酒を提供する店が出たことから、市は韓国で初めて“昼酒禁止令”に踏み切ったものです。

違反した場合、刑事告発や損害賠償請求を行うとしています。ただ、飲食店の経営者らは行き過ぎた規制だとして反発しています。

飲食店経営者「ただでさえ大変なのに、昼酒まで売れないとどうしようもない」

また、ソウルを含む首都圏では1か月近くスポーツジムなどの営業が禁止されていますが、韓国メディアによりますと経営者らが反発し、およそ300の施設が営業を強行する動きも出ています。