穀物の輸入規制で対立も…ポーランドとの“関係良好”アピール ゼレンスキー大統領
ウクライナのゼレンスキー大統領は、穀物の輸入規制を巡って対立するポーランドについて「このような友人がいることを誇りに思う」と述べて、関係が良好であることをアピールしました。
ロイター通信によりますと、ゼレンスキー大統領は23日、急きょポーランド東部のルブリンを訪れ、ウクライナの支援者と面会しました。
ゼレンスキー大統領は「両国の国民の間には固い絆がある。このような友人がいることを誇りに思う」などと伝えたということです。
これに先立つ国連総会の場で、ゼレンスキー大統領はポーランドがウクライナ産穀物の輸入を禁止しているとして批判、これに対してポーランドが強く反発し、波紋が広がっていました。
ゼレンスキー大統領としては、自ら感謝の言葉を伝えることで緊張緩和を図ったものとみられます。