アメリカを訪問中のウクライナのゼレンスキー大統領の妻、オレナ夫人が19日、ホワイトハウスを訪れ、バイデン大統領夫妻の歓迎を受けました。

オレナ夫人はバイデン大統領から花束で歓迎され、今年5月にウクライナを訪れ、当時面会しているジル夫人と再会を喜び合いました。

その後、ジル夫人と個別に会談し、ジル夫人はウクライナ西部の街で紹介された母親や子どもの避難民に触れて、「悲しみや痛みを感じざるを得なかった」と振り返りました。

オレナ夫人はこれに先立ち、ワシントン市内でのイベントに出席し、「侵略者への協力を拒んだウクライナの人々は、拷問を受けている」「100万人以上のウクライナ人がロシアに強制連行されている」などと訴えました。

オレナ夫人は、20日にアメリカ議会で演説する予定で、ウクライナへのさらなる支援を訴える見通しです。