台風3号通過…台湾で被害広がる 7人死亡 周辺海域で貨物船沈没…4人不明
台風3号が通過した台湾では、日本時間26日午後3時までに7人が死亡したほか、周辺海域で貨物船が沈没し4人が行方不明となるなど被害が広がっています。
25日、台風3号が通過した台湾では浸水や土砂崩れが相次ぎ、日本時間26日午後3時までに7人が死亡、785人がケガをしました。
また、台湾周辺では8隻の貨物船が座礁したほか、タンザニア船籍の貨物船が沈没し乗組員1人が死亡、4人が行方不明になっています。
台湾では、26日まで大規模な軍事演習が予定されていましたが中止となり、部隊は災害救助に派遣されたということです。
また、頼清徳総統は、高雄市の被災地を視察し、自宅が浸水した住民に対し、最大で日本円でおよそ9万円の補助金を給付するなどの支援策を表明しました。
台湾メディアによりますと台風3号はその後強い勢力を保ったまま中国の福建省に上陸していて、当局が警戒を呼びかけています。