PCR検査場に殺到 72時間以内の陰性証明求められ… 中国・上海
6月1日に2か月以上に及ぶロックダウンが解除された中国・上海では、各地のPCR検査場に多くの人が殺到しました。解除後に導入された感染対策として、あらゆる場所で72時間以内の陰性証明が求められているのです。
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6月1日に2か月以上に及ぶロックダウンが解除された中国・上海では、各地のPCR検査場に長い列ができていました。
上海市民
「1時間以上待っています。今後2~3日に1回PCRを受けなければならない」
検査場に人が殺到するワケは、解除後に導入された感染対策です。現在、上海では地下鉄やスーパーなどあらゆる場所で、72時間以内の陰性証明が求められているのです。
記者
「あまりに人が殺到したため、一部の住民が排除され、トラブルになっています」
上海市は、PCR検査をどこでも受けられるよう9000か所以上に簡易の検査場を設置しました。それでも検査は追いつかず、各地で不満の声があがっています。