接種進むも…イスラエル新規感染者1万人超
新型コロナウイルスのワクチン接種が世界最速のペースで進むイスラエルで19日、新規感染者数が初めて1万人を超えました。感染収束の兆しは依然、見えていません。
イスラエルではワクチン接種を積極的に進めていて、これまでに国民の4人に1人以上が少なくとも1回の接種を済ませています。
一方、地元メディアによりますと、イスラエル保健省は19日、1日あたりの新規感染者数が初めて1万人を超えたことを明らかにしました。検査数に対する感染者数の割合を示す「陽性率」は10.2%でした。感染収束の兆しは依然、見えておらず、政府は現在実施している外出制限措置の延長を検討しています。
一方で、陽性者1人が新たに感染させた人数は以前に比べ減っているとして、ウイルスの広がりは緩やかになったとみています。