東京で884人 陽性率は宣言解除後で最高
東京都内では4日、新たに884人の感染が確認されました。重症者が108人とこれまでで最も多くなり、検査数に対する陽性者の割合を示す陽性率は、去年5月の緊急事態宣言解除後で最も高くなりました。
東京都内の新たな感染者は、10歳未満から100歳以上までの884人で、感染者数が比較的少ない月曜日では、これまでで最も多くなりました。
検査数に対する陽性者の割合を示す陽性率は12.9パーセントで、去年5月の緊急事態宣言解除後、最も高くなっています。
都の担当者は、「正月3が日で検査数が少ないにもかかわらず、感染者は非常に多い数字」だとして、危機感を一段と強めています。
また、家庭内で感染した80代と90代の男性2人の死亡が確認されたほか、重症者は3日から7人増えて108人となり、過去最多を更新しました。
入院者の数も2995人とこれまでで最も多くなり、病床の使用率はすでに85パーセントを超えています。