拘束された男「同じ日本人として接していただけ」 容疑否認
日本に住む男子高校生をだましてミャンマーの詐欺グループの拠点で働かせていたとして拘束された日本人の男が、現地当局に「同じ日本人として接していただけ」と話していることが分かりました。
タイの入管当局によりますと、藤沼登夢容疑者は先月、オンラインゲームで知り合った日本に住む男子高校生を連れ去り、ミャンマーの詐欺グループの拠点で詐欺行為に加担させた疑いがもたれています。
その後の入管当局への取材で、藤沼容疑者がこの高校生について「同じ日本人として接していただけ」と話し、容疑を否認していることが分かりました。
また、捜査関係者によりますと、藤沼容疑者は日本で逮捕監禁などの疑いで逮捕状が出ているということです。
タイの入管当局は、藤沼容疑者と高校生が国境付近で行動を共にする映像を入手していて、詳しい経緯を調べています。
最終更新日:2025年2月14日 18:34