「人殺し」発言に露大統領府報道官が反発
ロシアの大統領府報道官は、18日アメリカのバイデン大統領が、プーチン大統領を「人殺し」などと非難したことについて、「このようなことは米露関係の歴史上なかった」と反発しました。
バイデン大統領は16日に放送されたABCテレビのインタビューで、プーチン大統領が「人殺しだと思うか」と問われ、「そう思う」と肯定しました。
この発言について、ロシアのペスコフ大統領報道官は18日、「2か国関係の歴史上なかったことだ」と嫌悪感を示しました。その上で、冷え込んだ米露関係について「バイデン大統領は絶対に関係を改善したいと思っていない。今後、これに基づいていく」と反発しました。
一方で、アメリカと関係を断絶する可能性についてはコメントしませんでした。