北メディア 菅首相の非難に「言いがかり」
北朝鮮の国営メディアは6日、日本の菅首相が先月、弾道ミサイル発射を非難したことについて、「言いがかり」などと反発しました。
国営の朝鮮中央通信は、菅首相が先月25日の弾道ミサイル発射を国連安保理の決議違反だと非難したことについて、菅首相を名指しし「言いがかりをつけた」などと反発する論評を出しました。
論評では、「自衛権の露骨な否定で、乱暴な侵害として絶対に看過できない」などと主張。日本の防衛費の増額や自衛隊の宇宙部門の創設などにも触れ、「日本こそ地域の平和と安全を重大に脅かす張本人」だと批判しました。
その上で、「戦犯国の日本は、他国に言いがかりをつける前に、再び侵略するための配備や、すべての攻撃兵器を完全かつ検証可能で不可逆的な廃棄を行うべきだ」と要求しました。
■北朝鮮が先月25日に発射した「新型戦術誘導弾」
■労働新聞 3月26日付より