北朝鮮メディアは２６日、新たに開発した「新型戦術誘導弾」の発射実験を行ったと報じました。２５日に日本海に向けて発射された弾道ミサイルを指すとみられます。

２６日付の労働新聞は、２５日に発射実験を行った２発の「新型戦術誘導弾」は、日本海上の６００キロ先の水域に設定された目標を正確に打撃したと伝えました。２５日に発射された弾道ミサイルを指すとみられます。

既に開発されていた戦術誘導弾の弾頭の重さを２．５トンに改良し、低高度での変則的な軌道特性を実証したということです。金正恩総書記は立ち会わなかったとみられ、李炳哲書記は実験の成功を金総書記に報告したと伝えています。

一方、労働新聞の１面には、金総書記が旅客バスを視察する様子などが掲載されていて、アメリカへの過度な刺激を避ける狙いもあるとみられます。