北朝鮮・最高人民会議 金総書記は欠席か
北朝鮮では17日、国会にあたる最高人民会議が開かれましたが、金正恩総書記は出席しなかったものとみられます。
18日付の労働新聞は17日に平壌で最高人民会議が開かれ、閣僚人事や国家予算などが議決されたと伝えました。
報告では過去5年間の経済発展について「深刻な欠点が現れた」と指摘しました。閣僚は大幅な入れ替えが行われ、経済政策の失敗の責任を取らせた可能性もあります。
また、ことしの国防費は総額の15.9パーセントを割り当てたとしていますが、その額は明らかになっていません。
党大会で朝鮮労働党の総書記に選出された金正恩氏が国の指導機関でも新たなポストに就くのではないかとの見方もありましたが、会議には出席せず、国務委員長の肩書きが維持されたものとみられます。