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金総書記「核抑止力をより強化」党大会終了

2021年1月13日 11:49

北朝鮮の最高指導機関である朝鮮労働党の党大会が終了しました。金正恩総書記は「核抑止力をより強化する」と強調しました。

5年ぶりに開かれた労働党大会は12日に「決定書」を採択し、8日間の日程を終えました。

金正恩総書記「核戦争抑止力を強化して最強の軍事力を育てることに全力を尽くさねばならない」

金総書記はまた、経済の不振について「これからは地方経済を発展させ、地方の人民の生活を向上させる」と指摘しました。17日には国会にあたる最高人民会議が開かれます。

一方、金総書記の妹・与正氏は北朝鮮が10日の深夜に軍事パレードを行った状況を捉えたとする韓国軍の発表について、「敵対的な警戒心だ」などと強く非難しました。

肩書きは「副部長」となっていて、これまでの「第1副部長」から降格したとみられますが、本人名義の談話を出したことで政治的な役割は変わっていないことを示した形です。