ゾウの体内から恐竜の卵?尿が出ず手術で…
まるで“恐竜の卵”のような物体。実は、ゾウの体内から取り出された物です。この物体があったのは、タイで暮らすおばあちゃんゾウ「サイトン」50歳の体の中でした。
腹痛や、尿が出ないことから、サイトンは、タイの国立大学の獣医学部で診察を受けました。その結果、ぼうこうの中に結石があることがわかったのです。ゾウの外科手術ともなると大がかり。クレーン車で、体をつり上げ、獣医師など10人以上で手術をします。
そして、6時間後。ようやく結石を摘出。スタッフたちも一安心です。16センチもの大きさで、重さは1.7キロ。タイで見つかったゾウの結石としては、過去最大だということです。
手術の傷がふさがるまでには1か月ほどかかり、現在、大学のキャンパス内でリハビリ中だということです。