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初「大学入学共通テスト」 16日から開始

2021年1月15日 17:11
初「大学入学共通テスト」 16日から開始

30年間続いた大学入試センター試験に代わり、今年から行われる大学入学共通テストが16日からはじまります。

大学入学共通テストは、1990年から続いていた大学入試センター試験に代わり、思考力や判断力などを重視した入学試験に改革するため、今年から導入されるもので、53万5245人が志願しています。

今年の共通テストは、新型コロナウイルスの影響を考慮し、2つの日程から選ぶことができましたが、受験生の99.9%が16日から2日間の日程を選んでいるということです。

全国681の試験場で行われ、初日の16日は、地理歴史、公民と国語、外国語の筆記、英語のリスニングが実施されます。

大学入試センターは、感染症対策で試験室を増やして対応しているほか、常にマスクを着用することや休憩中は、他の受験者と交流しないこと、換気のため窓などを開けるので、厚めの上着を持参することなどを呼びかけています。

そして、体調管理を徹底し、万全でない場合は無理して受験せず、追試験の受験を申請してほしいと求めています。

また、北日本は低気圧の影響で雪が降り、風が強まるところがあるため、交通機関の乱れには注意が必要です。

文部科学省は、試験の実施情報に注意し、交通機関の遅延やトラブルが生じている場合には、受験票に記載されている問い合わせ大学に連絡し指示をあおいでほしいとしています。