あすから初「大学入学共通テスト」準備進む
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、センター試験に代わり、16日から新たに始まる「大学入学共通テスト」を前に、会場の京都大学では、準備が進められています。
およそ2400人が受験する京都大学では、会場の机を消毒したり、試験監督席にアクリル板を設置したりするなど準備が進められています。
共通テストは、思考力や判断力などを重視した試験で、およそ30年続いた大学入試センター試験に代わり、初めて実施されます。
京都府は、大阪府、兵庫県とともに13日、緊急事態宣言が発出されたばかりで、京都大学でも感染症対策として、すべての入り口に消毒液を置き、座席の間隔を1メートル空けています。受験生はマスクの着用が必須です。
共通テストの全国の志願者数は、去年のセンター試験より2万人ほど少ない、およそ53万5245人で、16日から2日間の日程で行われます。