緊急事態宣言下…本格的受験シーズン始まる
緊急事態宣言下の1都3県で、本格的な受験シーズンが始まりました。埼玉県の私立中学では、10日朝から入学試験が行われています。
入学試験が始まったさいたま市の私立栄東中学校では、例年、激励に訪れる多くの塾関係者の姿が、今年はなく、受験生は体調チェックを受けた後、校舎へ入っていきました。今年は、電車での感染のリスクなどを避けるため、車での来場を認め、保護者に駐車場としてグラウンドを開放しました。
受験生の保護者「自粛期間中の塾とか大変でした。家にいる時間が長かったので、すごくストレスもたまってるんじゃないかと」「ちょっと大変そうでした」
受験生「余裕を持ってやりたいと思います」
例年、約6000人が受験するこの学校では、今年は、試験日を2日に分け、さらに2グループで開始時間をずらすなど、分散の工夫も行っています。