「大学入学共通テスト」初日の試験が終わる
30年続いた大学入試センター試験に代わる「大学入学共通テスト」の初日の試験が終わりました。
東京大学では、例年、応援に駆けつける塾関係者らの姿は見られず、大学の職員が距離をとるよう呼びかける紙を持っていました。
大学入試センターによりますと、北海道稚内市の会場では、暴風雪警報で1日目の試験を取りやめ、受験を予定していた73人全員が再試験となりました。
1日の全教科が再試験になるのは、センター試験と、その前の共通一次試験を含めても初めてだということです。
このほか、電車の遅延などにより合わせて5人が試験時間を繰り下げて受験し、誘導ミスなどにより、合わせて2人が再試験の対象になっています。
また、英語のリスニングでは、機器の不具合や落下などにより、163人が中断した部分からやり直す「再開テスト」を受けたということです。
2日目の17日は、理科と数学の試験が行われます。