“距離をとって…”初の大学入学共通テスト
30年間続いた大学入試センター試験に代わる「大学入学共通テスト」が行われています。新型コロナウイルスの緊急事態宣言の中、本格的な受験シーズンの幕開けです。
試験場の1つ、東京大学では、午前8時の開門とともに受験生が試験に向かいました。例年、応援に駆けつける塾関係者らの姿は見られず、大学の職員が距離をとるよう呼びかける紙を持っていました。
受験生「なるべく人混みに行かなかったり、願掛けとかなくした。図書館とかは人がいないときに(勉強に)行ったりしてました」「いろいろ今年、変化あったんですけど、その変化を楽しめるように頑張りたい」
大学入学共通テストは、入試改革として記述式や英語の民間テストの導入が予定されていましたが、今回は見送られました。
大学入試センターによりますと、北海道稚内市の1つの会場で、暴風雪警報が出ていることから、1日目の試験を取りやめ、73人が再試験の対象となったということです。